当院では側弯症を保存療法(手術をしない治療)によって積極的に改善を目指す ドイツのシュロス法 を行っています。
☑手術をしようか迷っている ☑病院で装具を勧められている ☑側弯症と言われているが経過観察のみである ☑学校健診で側弯症の疑いがある ☑最近肩の高さや骨盤の左右差が気になる
☑側弯症があって首や背中・腰に痛みがある
手術や重たい装具を勧められている方、側弯症かもしれないと不安な方、
お子様や成人、ご高齢の方までどんな側弯症に関するお悩みでもご相談ください。
しっかりとサポートをして側弯症の改善を目指します。
●Instagramでも側弯症についての情報発信をしています 。
側弯症 とは背骨が側方に弯曲した状態を指しますが、そのうちの約80%を原因不明な 特発性側弯症 が占めます。特発性側弯症の多くは 成長 期に発症 し進行する可能性があるため、早期に発見し経過観察する必要があります。そのため学校健診で定期的なチェックを行いますが、見逃されてしまうことも少なくありません。 側弯の進行スピードには個人差があり、身長が急成長する時期 に変形が急速に進行することもあり特に注意が必要です。 また以前は特発性側弯症の原因は不明といわれていましたが、現在は研究が進み 遺伝子 の問題であることがわかってきています。
治療は側弯の進行度や年齢によって、 ①定期的な経過観察 、 ②装具療法 、 ③手術療法 があります。
現在、日本では軽度の側弯では経過観察をし、進行すれば装具療法、手術療法となります。しかし、装具療法の目的はあくまでも側弯の進行防止であり、進行してしまった側弯をまっすぐに戻すことは手術以外に不可能であるといわれています 。
Schroth法 は 1921年にドイツのカタリナ シュロスによって始められた 側弯症に対する治療法 です。自身も側弯症患者であったカタリナは独自に3次元の運動療法(シュロス式運動療法)を考案し、現在では3代目のDr.ワイズに引き継がれ、その効果は 世界中で最も高く評価 されています。
Schroth therapy Hans-Rudolf Weiss , Christa Lehnert Schroth , Marc Moramarco
シュロス法はドイツでは健康保険も適用される側弯症の治療法として確立されていて、世界的にみても EBM(科学的根拠に基づく医療)レベル が 非常に高い 治療法として認められた 科学的な側弯症の治療法 です。 (多くの科学的な論文が報告されています) 当院はこの側弯症に特化したシュロス法の資格( Schroth Best Practice Therapist )を取得し、手術以外には改善することができないといわれている側弯症に対して、 運動療法と装具療法 に より 積極的に改善 していく治療に取り組んでいます。 側弯症でお悩みの方、重い装具や手術を勧められてお悩みの方はご相談ください。
シュロス法について詳しくは→ シュロスベストプラクティスジャパン(麹町白石接骨院、東京)
日本の認定セラピストのリストについて →
側弯症のカーブパターンは無数にある訳ではなく、ある一定のパターンに分けられます。
シュロス法では側弯のカーブパターンを7パターンに分類します。
シュロスセラピーより
この分類は外観の状態とレントゲン画像により判断をします。
レントゲンは下図のような全脊柱像と呼ばれる頸椎から仙骨まで撮影されたものが必要になります。
お持ちでない方は当院の提携病院にて検査が可能です。またゲンシンゲン装具を装着した検査も可能です。
下の写真は胸椎右凸(胸椎が右にカーブしている)のいくつかのパターンです。
実際は左右が反転した胸椎左凸のパターンもあるため7パターン×2のバリエーションがあると言えます。
側弯症には様々なカーブパターンがみられる
また、側弯症では 側方 の変形だけでなく、 前後方向の変化 (胸椎後弯・腰椎前弯の減少)、 回旋(ねじれ) の変形が起こります。
回旋変形の程度はスコリオメーター(側弯計)で計測を行います。
スコリオメーターを用いた回旋角度の計測 VIDEO
・経過観察について
特に成長期のお子様では側弯の進行、改善具合を確認するために定期的にレントゲン検査が必要になります(1回/3~6ヵ月)
ただし、成長期のお子様ではレントゲン検査は最小限に行う必要があるため、経過の来院時に外観の変化やスコリオメーターを用いて
回旋変形の進行などを確認します。
成人の方である程度側弯が進行している場合、年齢とともに側弯が進行するリスクがあります。
そのような方は定期的に経過観察を行うことをお勧めします。
シュロス法ではまず ご自身の側弯の状態を理解 して頂きます。
そして側弯によるカーブを修正するための 姿勢 を日常生活に取り入れます。
例えば立ち方やイスの座り方、電車のつり革のつかみ方などすぐに日常生活に取り入れることができる方法を身につけて頂きます。
そしていくつかの運動を習得して頂きます。運動方法は非常にシンプルでわかりやすく、どなたでも行うことができます。
運動を習得したら、自宅にてセルフエクササイズを行い継続して頂きます。
シュロス法の ゲンシンゲン装具を装着した画像です。カーブの角度が明らかに改善していることがわかります。
従来の装具に比べて矯正力が非常に高く、またコンパクトで軽量化されているため、衣服を着ると目立ちにくいです。
ゲンシンゲン装具と従来の装具の大きな違いは、ゲンシンゲン装具では 側方の変形 のみでなく、 前後方向(腰椎前弯の改善) 、 回旋(ねじれ) の矯正も 可能です。そのために非常に強い強制力を得ることができています。
基本的には 約4回 で運動療法や日常生活における姿勢についてマスターして頂きます。
その後、 成長期のお子様では定期的に運動療法と経過観察を行います。
また成人の方では 希望に応じてチェックを行い、腰痛など症状がある方には施術も行います 。
・側弯症の状態を把握するために レントゲン写真 が必要です。お持ちでない方は 提携病院 にて検査も可能です。
(レントゲン写真がなくてもまずはお電話・ラインでご相談ください。)
・側弯が進行している方は シュロス式装具(ゲンシンゲン装具) が必要になる場合があります。
その際は シュロスベストプラクティスジャパン (麹町白石接骨院、東京 ) をご紹介します。
当院は シュロスベストプラクティスジャパン と常に連携をして治療に取り組んでいます。
シュロスベストプラクティスジャパン(麹町白石接骨院、東京)はこちら→
側弯症の治療については保険外診療になります。
初回:66 00円(税込)
2回目以降:4800円(税込)
初回はカウンセリングや各種計測なども行うため1時間30分~2時間程度お時間を頂きます。
2回目以降は約1時間でお一人ずつしっかりとサポートさせて頂きます。
当院では側弯症に対する保存療法(手術をしない治療)として世界的に認められてる「シュロス法(シュロスベストプラクティス)」を行っています。 シュロス法では日常生活における姿勢改善と運動療法、そして進行リスクの高い方や側弯が既に進行している方には独自の装具「ゲンシンゲン装具」を用い
積極的に側弯の改善を行います。 私は2016年にこのシュロス法セラピストの資格を取得して以来、側弯症の方の治療に取り組んでいます。これまでに治療に携わった方には小さなお子様から
ご高齢の方、また側弯がごく初期に発見できた方や、かなり進行してしまってから来院された方まで様々な方にお会いしてきました。 皆さまはそれぞれの悩みや不安を抱えてご相談にみえますが、1つ共通して言えることは「将来への不安」であると思います。成長期のお子様では将来どこまで
側弯が悪くなってしまうのか?、その結果どんなことが起こってくるのか?手術をしなければいけないのか?などです。成人の方でも腰や首の痛みがひどくなってしまうのではないか?年をとって背骨が曲がってしまうと歩けなくなってしまうのではないか?など様々な不安を抱えていると思います。 私はそのような側弯症の方の治療とともに、将来についての適切なサポートを行い、患者様の不安を取り除いていく手助けを全力で行っていきたいと思います。 山北 陽一
現在通院中の方や遠方でなかなか定期的な通院が難しい方について、運動療法の仕方がわからなかったり、不安のある場合にはオンラインサポートも可能です。お気軽にご相談ください。
初めての方はお電話や下記のLINE公式アカウントでお気軽にご相談ください。
X線画像や背中の外観画像などを送っていただければより詳細にご相談に応じることもできます。
側弯症に関するお悩み・ご相談などどんな些細なことでもご連絡ください。